前戯の手順と女が感じるテクニック
前戯とは挿入する前に行う、愛撫行為のことです。手や舌（玩具もOK）による触れ合いを通し、互いの身体を刺激し合い、より性的な興奮を高めることをいいます。
男性から女性へ行うだけでなく、女性が男性の身体に触れることももちろん前戯です。
前戯は全ての身体のパーツが対象になることは明白で、敏感な粘膜部位や胸だけでなく、耳、うなじ、手足に髪までが愛撫対象になるわけですね。
女性の身体をフェザータッチで触れてみたり、キスのシャワーを浴びせる、女性器やクリトリスを舐める……、これらはもっとも一般的な前戯として知られています。
前戯は特定部位の性感帯開発にも寄与しますが、その目的は性的快感を高め、二人のコミュニケーションとして機能することが挙げられます。
また、前戯を通して女性の身体を愛撫することで、女性はしっとりとアソコを濡らし、より円滑な挿入ができるようになります。
二人の距離感を縮めるだけでなく、女性の身体が男性を受け入れる準備の役割も担っているのです。
前戯がおざなりになってしまう男性は少なくありませんが、思っている以上にその重要性は高いことが分かりますね。
前戯はセックスにおいて無視することのできないデフォルトメニュー。女性にばかり奉仕させて、自分は愛撫をしたがらない男性も意外に多いのですが、それはNGですよ。
どんな形でどのような順序で前戯を行うのかという明確なアンサーはありませんが、やはり女の子を喜ばすにはある程度手順を考えた上での前戯が求められます。
そんなこといわれなくても分かっている、手順をわざわざ意識するのはナンセンスとの意見も聞こえてきそうですが、よりよいセックスを実現する為の参考として以下を頭に入れておいてください。
①女性の身体をくまなく愛撫
手、口を使って、時には大人の玩具などを利用しても構わないので、女性の感度を高める準備運動としての前戯を心がけましょう。女性が感じやすい場所を刺激しながら、性感帯を探ってみるのも素敵です。いきなり下半身の集中愛撫は避けましょう。
②キス
女性にとってキスは挿入と同じくらい大切なコミュニケーション。ライトなキス、もしくはフレンチキス、時には指を口に挿入してよりエロスな雰囲気を演出するのもOK。
③女性器への愛撫
最後の最後にトライするのは女性器への愛撫です。身体への愛撫とキスでアソコはきっとトロトロになっているはず。
クリトリスへのタッチ&口での愛撫、そしてクンニ。さらには女の子の反応を見ながら蟻の門渡り、アナル付近へ刺激を加えるのもよいでしょう。
前戯とはその字のごとく、プレイの前段階で行うものですので、挿入を盛り上げるコミュニケーションと捉えるべし。
女性の感度によって、せめる場所や前戯に費やす時間配分を考えてアレンジするのもGOODですよ。
セックスをしていても、女性は男性を受け入れる準備が100%できていないもの。まずは、女性の緊張をほぐし、女性の心身をリラックスさせることに意識を傾けるべきです。
前戯を通して双方が性的に興奮したらどうなるでしょうか？男性の勃起維持も容易になり、女性の感度も高まり挿入時の満足度が向上するわけです。
テクニックについては男性の性的な経験値、女性に対するリード力も関係しますが、ここでは女性を感じさせるために覚えておきたいポイントを解説していきます。
・前戯は必ずしも裸体で行う必要はなく、下着を通した愛撫もOK
・女性の反応を見ながら、タッチを嫌がるような場合は無理な愛撫を避けること
・手指は清潔に保ち、爪は絶対に切る
・AVのプレイを思わせるハードな指入れは絶対厳禁！
・前戯前段階でのクリトリス、女性器愛撫は避ける
・前戯の際は卑猥な言葉ではなく、女性を思いやる言葉をかける
・プレイの随所で女性を抱き寄せることで、女性の緊張感を緩和させることができる
・色んな身体のパーツに触れてみる。（ただし、顔や髪へのタッチは避けた方がベター）
ただ単に女性の身体を愛撫すればいいというわけではなく、心理面で女の子を安心させ、そして無理な愛撫は避けるべきです。
なお、女性が濡れてきた＝挿入準備OKというわけではありません。独断で挿入してしまうと女性が痛がってしまうことも考えられるので、前戯後の挿入時には女性に一言声かけをした方がよいでしょう。
